
そのプロジェクトの名前は『TOKYO LAB.』。これまでにもラボ(研究所)と名の付くプロジェクトは多々ありますが、今回はクリエイティブディレクター・梶原由景さんとタッグを組んでのスタートとなりました。大阪から原宿の明治通りにお店を構えて8年。東京をはじめ数々のディレクション、ブランディングを行ってきた梶原さんとなら、もっとお客様に楽しんでもらえるお店づくりができる。それがこのプロジェクトの始まりでした。
Q:今回、梶原さんとタッグを組むことになった経緯を教えてください。
樽本:東京に来て8年。これまでチャオパニックは、大阪でも東京でも"チャオ"らしいセレクトを通してきました。自分たちがいいと思うものに忠実に。それが大阪から来たチャオらしさとも思います。ただ、2010年の秋に池袋にある西武百貨店に出店することが決まって、何か新しいチャレンジをしたい、と思うようになったんです。それを成功させるには、外部の新しい風がやはり必要です。自分たちではできないこと、思いもつかなかったことを提案してくれる人が必要でした。
Q:梶原さんは、チャオパニックに対してどのような印象を持っていたのでしょう。
梶原:以前、MDとして働いていたときに、大阪の中心部を本当によくリサーチしていたんです。その際、『チャオパニックっていうスゴイお店があるから絶対見てきて!』と何度も言われました。
僕から見るとアメカジ中心というある程度枠の決まった品揃えの中で、ここまで支持されているのは、確かに大阪らしい特色だと思いましたね。
Q:顔合わせをした後、話はスムーズに進んだのでしょうか?
梶原:実は、最初に打合せに来た時に、仕事を受ける気なかったんですよ(笑)。僕の名前が 前面に立つような仕事をしたくなかったし。でも会ったらすごくいい人たちだったので(笑)なにかご一緒出来ることはないのかな、と思いました。それに、チャオパニックは、自分たちに何が必要で、何が弱点なのかもきちんと分かっていたんです。だから、チャオからの発信があれば、このプロジェクトはうまく行くんだという思いもどこかにありましたね。
樽本:池袋のお店づくりはもちろん、梶原さんの提案は、僕たちの弱いところをきっちりとフォローしてくれたものでした。だから、提案をもらってからは、完全に信頼して進められましたね。
実際に、具体的な池袋の店舗計画や、「TOKYO LAB.」の第一弾となるアイテム選びなど、基本的にはほぼ梶原さんの提案通り(笑)。なんの異存もありません。

Q:池袋のお店では、どんなお店づくりを?
樽本:百貨店というのは、お店の区切りもあいまいだし、空間全体で勝負しきれないところがあるんです。池袋は原宿店とは趣の違うものになったし、もうひとつの基幹店ができた!という印象です。それに、お店に来てくれた方は、飽きずに楽しめる空間になっていると思いますね。実際にスタッフもお客様からも評判、いいんですよ。
梶原:今回の内装は、ポストロックバンド"toe"の活動でも知られている山嵜廣和さんに頼んだんです。中目黒などにも手掛けたお店があり、以前より彼の仕事は知っていたので即楽しみましたね。百貨店の1階にあって、隣にはメゾンブランドがある場所。そこでいかにチャオの個性を消さずに、違う角度から見せてくれるかが大切だったんです。そういう点で、山嵜さんは適任だったんじゃないかな。東京らしいエッジ―な感じに仕上がっていると思います。

Q:「TOKYO LAB.」は今後、どんな展開を見せるのですか?
梶原:最初はバッグや時計などファッションに近いプロダクトを作る予定です。第2弾はG-SHOCKの予定。その後は、ゲーム、ホテル、もしかしたらインターネット上のサービスなんかともコラボレーションするかも知れません。基本的にはプロダクトだけど、もっと体系的なプロジェクトになるといいなと思いますね。
樽本:梶原さんに参加して頂いて、いろんな方向性を見いだせるようになったから、このプロジェクトをフックとして、お客様にもっとチャオを楽しんで欲しいですね。そして僕たちももっと頑張らないといけない。TOKYO LAB.をきっかけに、スタッフも士気があがっているところ。これからもどんどん面白いもの、発信していきたいですね。
Ph-Left:梶原由景
クリエイティブ・コンサルティングファーム「LOWERCASE」代表。ソニーやホテルなど異業種コラボを次々と実現。現在はハイエンドマーケットにおけるブランディング、コンサルを手掛ける。
また、食通としても有名。
Ph-Right: 樽本 豊
チャオパニックのブランディングディレクター。入社して19年、現在の役職についてからは8年となる。チャオの全店舗の統括はもちろん、マーケティング、バイイングに至るまですべてのバランスを見守るポジション。激高しなさそうな、至って温和なタイプ。


バックパック¥26,250
1月24日(月)よりZOZO限定・受注予約
2月15日(土)発売予定
ポーチ¥7, 875、トートバッグ ¥16,800
1月24日(月)よりZOZO限定・受注予約
3月15日(火)発売予定

トートバッグ
S サイズ ¥8,400、Lサイズ ¥10,500